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連載コラム 子どもはもっともっと伸びる

12.テスト結果に右往左往しない・テストをコーチにする

テストは、平均点、順位、偏差値、合格可能性といった指標が出ますし、なんらかの判断を手にするためにテストを受けるわけですから、テスト結果へまず目が行くのは当然です。しかし、テスト結果のみ目を奪われて、家族みんなで、一喜一憂で終わりということにもなりかねません。子どもたちの多くがテストを嫌いな理由もここにあります。

テストには2種類があります。
ひとつが、中高の「定期テスト」であり、もうひとつが各種の「模試」です。
「定期テスト」は、範囲が決まっていますので、目標に向かい、学習計画を立てて勉強していくことになります。ここでは「学習計画」を立てる、それに基づいて「テスト勉強する」、その計画性と実行力が鍵です。テストまでの学習こそが、学ぶ機会とも言えます。また、結果からは、次のテスト時の計画の立て方や方法、実行力をどう高めるか、その気づきや反省を具体として手にすることができます。結果を変えるためには、「時間」と「方法」、この2点を工夫していきます。
「模試」のような広範囲のテストでは、テスト結果から、個々の苦手な学習領域が見えてきます。多くの生徒が受けますので、また、過去のデータも蓄積されていますので、ここから見えてくる結果は、その子の「実力」を端的に表しています。単によかった悪かったのみで科目を終わらせるのでなく、各科目の得意、苦手の単元をしっかり知る。その絶好の機会です。そして、発見された苦手単元の手当てをしていく。早期発見、早期手当、これが大切となります。

課題を克服して、力をつけていく。
テストをぜひとも、活かして下さい。

矢口 学

著者プロフィール
矢口 学 (やぐち まなぶ)
一般社団法人日本青少年育成協会主任研究員
ティエラコム第3教育事業本部(山口九州地区)副本部長
能力開発センター山口地区責任者
中2、中1、小4の三人の娘を持つ。自身も子育て奮戦中。

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